急逝

先月、急な葬儀に参列した経験があります。それは私の母方の祖母でした。

普段から病気などをしたことがない祖母でしたが、急性大動脈解離で急逝しました。

それも直前まで元気でご飯も食べていたので親族一同、驚きでいっぱいでした。

そこで葬儀に参列することになったんですが、大人になってからの葬儀は私にとっても初めての経験でしたので、本当に初体験の連続でした。

特に通夜の晩、遺体と一緒に泊まりこむという経験も初めてでしたし、祭壇を作っているところを間近で見たのも初めてでした。

また、野辺の送りは緊張しました。お棺を開けて花を入れる経験は生きていたときの祖母の姿を見ているので悲しみとともにいろいろな感情が湧いてきて緊張しました。

焼き場へ行き、最後、拾骨をするのも初めてでした。まさか人間があのような姿になるというのは初経験でしたし、特別な気持ちになったことを覚えています。

そこで印象的だったのは、10円玉をお棺に入れていたのですが、それをお守りとして火葬場の方が渡してくれたことです。

ああいった10円玉をお守りにするなんて知りませんでしたし、三途の川の渡し賃とはいえ、祖母の気持ちがこもっているようで感慨深い気持ちになりました。

私は大人になって初めて葬儀から火葬場までの一連の流れを体験しました。そこには人間の最後の姿が間違いなくありました。

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