私はピアノの発表会のお手伝いをした事があります。
出演される方々にとっては、自分の出番はあっという間という感じかもしれません。
そんな舞台の裏方作業は、なかなかの長丁場です。
朝も早くから会場に入ります。
すでにピアノの調律師さんが丹念に調整しています。
一日の流れを確認しつつ、お弁当やお菓子の買い出しに向かいます。
司会者の方やゲストの方の分と、たくさんの袋を下げて戻ります。
そんな中、ゲスト演奏者の方々が到着してのリハーサル。
他の楽器と演奏する方のリハーサル。
楽器の位置確認や音のバランスのチェックなどを行っていきます。
ホールの音響さんに伝言を伝えに走ったり、舞台装置の動作チェックなどちょこまかと動いています。
受付の設営や準備をして、一通り開演の準備を整えます。
開場時間になる頃には、綺麗なドレスを着た方々がちらほらと登場します。
こだわりが強い出演者さんもいますので、先生も調整が大変です。
司会者の方も到着して、最終チェックです。
受付を済ませて開演ブザーが鳴ると、あとはひたすら本番です。
むしろこの間は、まったりまったりとしています。
アクシデントがない限りは、ひたすら待機です。
無事に皆さんの演奏が終了した後は、片付けに走ります。
ホールの閉館時間があるので、走って撤収です。
もう外はすっかり真っ暗。
お手伝いという立場ですが、ひとつの発表会を開催するのは本当に大変な事だと思います。
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