ドブソニアン望遠鏡

実家に残していた自分部屋の物を昨年整理して大部分を処分したのですが、その際に大学時代に購入した天体望遠鏡を買取りに出しました。

その時に望遠鏡と一緒に色あせた図面が出てきました。

よく見てみると、数十年前に描いた「ドブソニアン望遠鏡」の図面でした。

ドブソニアン望遠鏡とは、大口径ながら比較的安価な簡易型の経緯台反射望遠鏡です。

社会人となった頃に120mm主鏡の短焦点の反射望遠鏡を持っていたのですが、実際の映像とのギャップもあってか、次第に望遠鏡を空に向けることはなくなってゆき、その望遠鏡も親戚の子にあげてしまいました。

望遠鏡でモノをいうのが口径の大きさで、集光力や分解能というものが大きく違ってくるとされますが、数十センチもある望遠鏡などは素人が手を出せる額ではありませんでした。
そして、1980年代の頃であったでしょうか、久しぶりに手にとった天文雑誌で見たのがドブソニアン望遠鏡でした。

ドブソニアンは精度を多少犠牲にしながらも低コストで、自作も可能な大口径望遠鏡を手にすることができるようにしたとされるものです。

少々興味もあって、戯れに図面を引いたのが先の図面でした。

しかし、ドブソニアンにつかえる主鏡も見当たらず、再び天文の世界からは遠ざかってしまいました。

そのまま図面の事も忘れていましたが、どこかで大口径のドブソニアンでも覗かせてもらったのなら、又多少違っていたのかもしれません。

そして、改めて検索していると、その考案者であるドブソニアン氏が昨年の1月に98才で亡くなったとありました。

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