友人の披露宴の企画に参加していた私は、少し皆も楽しめることがしたくて、各テーブルにリボンの入った封筒を置き、当たりのリボンを引いた人には、前に出てきてもらい一言スピーチを頂いてプレゼントを渡すという企画をしました。
その時に、一番早くに出てきたのは、なんと姑さんでした。
あまりに早く出てきたので、司会者さんから一度席に戻るように静止される場面もありました。
親族席で、自分が当たりを引いたから出てきたのか、親戚が遠慮したのかは謎ですが、普通そんな時って遠慮して親戚に譲らないのかな?とちょっと思ってしまいました。
リボンを当たりを引き当てた人たちのスピーチが終り、姑の番になった時、なんと司会者さんからマイクを奪ったのです。
そして、どれだけ息子が可愛いかと言うことを延々と話し続けました。
ご親族や友達たちは、完全に引いていて、企画の私は「まずいぞ、まずいぞ」とかなり焦っていました。
すかさずもう一人のスタッフが、ブライダル用に製作したムービーを流して感動的なイメージを引き戻し、その後も結婚式のエンドロールでうやむやにしたような感じです。
結婚式後には、「お姑さん大変そうだけど、頑張ってね」という励ましメールが新婦にたくさん来たそうです。
でも、姑とは対照的に、無口な舅は花束贈呈の時に、私の両親よりも早く泣き崩れてしまい、みんな驚いたと同時に感動を誘いました。
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